- 作者:堀 正岳
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/11/16
- メディア: Kindle版
要約
著者が実践しブログで紹介してきたライフハックの中から時間が経っても新鮮さを失わない、ラクに実践できるライフハックを250項目にまとめたもの
感想
Notionを使いはじめて、著者がEvernoteを推してた記憶があり、
そのナレッジが使えるかもと思って再読。
読み終わったらブックオフ持っていくつもりだったけど、
「めちゃくちゃ有効なライフハックじゃん!これまた再読するわ!」となった。
そのためブックオフ行きも取りやめ。
日常の細かいことからデジタルからアナログまで駆使して具体的なツールや手順が
ライフハックとして記載されていて良かった。
一度で習得してすべてのライフハックを使いこなす無理なのでたまに再読しながら必要な時に習得していくのがよさそう。
実際この本をはじめて読んだ後、ライフハックとして記載された「マークダウンで文書を書く」を実践して、読書記録とかつけていた。
その過程で覚えたマークダウンの書き方はこのブログの記載にも役立っているし、
Notionの記載と読書記録のインポートに役立った。
仕事用手帳もニーシモネになり、ユビキタスノートとしてトラベラーズノートはじめたりした。
トラベラーズノート レギュラーサイズ ブルー 15239006
- 発売日: 2018/03/29
- メディア: オフィス用品
じわじわ効いている感ある。
本書終盤にも記載されているが、人生という大きな船を動かそうと思ったら、小さな積み重ねで進路を変更するようにしなければならないと思った。
紙資料をデジタル化するためにScansnap欲しくなった。置く場所ないけど。
ネットでもこの本の内容知れると思うけど、こういう本一冊持っていると便利。
学び
※番号は本書で紹介されているライフハックの番号です。
001:人生を変えるなら、時間の使い方を極端にする
「平均的な時間の使い方からは平均的なことしか生まれません。」
039:Markdownで高速に文書を書く
色んなフォーマットにあわせて記載して、
フォーマット毎に編集するのは時間がもったいないからMarkdownで書いたらいいよという話。
今日はこれをめちゃくちゃ実感した。
自分はブログも読書記録もMarkdownで書いている。
おかげで一回書けばファイル形式による見た目の崩れを(ほとんど)意識しなくてよい。
しかもNotionを使いはじめたのだが、MarkdownだとImportも楽。
著者はEvernote推しのようですが、僕は昔使ってみて自分にはあわなかったので、Notionを使っています。
090:記憶力を底上げする「記憶の宮殿」を建ててみる
→本書においてはよく知っている場所に自分の覚えたいことを結びつける。とあるが、
自分だけの世界を構築してそこに記憶したいことを埋め込むという方式も使えると思う。
(物語記憶法)
63:ロケットスタート―20%の時間で80%を完成させる
前読んだ本にも書いてあったな(下記リンクにその時の感想書いてます)。
実際午前中にその日一番大変な仕事とかやるとはかどって、
おもいのほかはやく終わったりもするし、早めに全体作るというのは有効だね。
095:ホワイトノイズで集中力を上げ、ストレスを下げる
環境音の力を利用して、リラックス&集中力アップができるNoisliというサイトが紹介されている。
僕の場合はスマホでAtmosphereというアプリを使っている。
上記のNoisliはスマホ版は有料だけど、Atmosphereは無料で色々な音が使えるし便利。
133:知的限界を突破する「ディープ・ワーク」の時間をもつ
・ピーターの法則…能力主義の世界において人はその才能の限界まで出世するので、その限界=無能になった職階で出世が止まる。
上記は「その人が成長しない」という条件のもとに成り立つ(多くの人は自分のできる範囲の仕事で忙しいので条件が成立する)。
この条件を打破するには「ディープ・ワーク」という持っている知識とスキルを総動員していまの自分の実力よりも少し上の問題に取り組む必要がある。
135:学びのジェットストリームを維持する
「学習は蓄積である」という考えを捨てて、「常に入ってくる新しい知識の流れを維持する」と考える。
167:すべてのミーティングは「対話メモ」にしておく
ミーティングの結果をメモしていることは多くても、過程をメモしていることは少ない。
対話メモとして何故をメモしていれば、何故この結果に至ったのかという同じ議論をする必要がなくなる。
176:フランクリン効果で相手の好意を引き出す
敵対的な人物や仲良くない相手に対してあえて頼み事をすることで、好意を引き出す。
頼み事をされることで、その行為を正当化するために好意があるという理由付けが行われるため。
相手は知らずのうちにガードを緩めることになる。
178:チームの運営は「心理的安心感」を尺度にする
チームの成功度はメンバーの優秀さや多様性よりも「心理的安心感」に依存する。
「心理的安心感」は信頼から生まれる。
※個人的にはチームの成功とは何で、どのように量るのかというのも気になる。ただ心理的安全が保障されているといないのでは仕事のしやすさが全然違うのは経験上分かる。
リンク
- 作者:堀 正岳
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/11/16
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