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Geekに踊ってカルチャーと寝る

JPEGファイルのexif(メタデータ)をjheadコマンドで削除した※Windows10のWSL(Ubuntu)にて

スマホやデジカメで写真を撮影すると、exif(エグジフ)というメタデータも一緒に保存される。

このメタデータは位置情報や撮影機種、撮影日などが含まれる。

ja.wikipedia.org

大手のSNSやインターネットサービスの多くはexif情報をサービス側で削除して公開している。

しかしそうでない場合にこれらのメタデータを保存した写真をうっかり公開してしまうと個人情報が駄々洩れになってしまう。

 

そのためインターネットに写真をアップする前にこれらのメタデータを自分で削除しておくと安心だ。

 

僕自身ブログやSNSにアップする写真は事前にポチポチWindows10のGUI上で写真をクリックして、写真から1枚1枚メタデータの削除をしていたのだが、枚数が多いと同じ事を繰り返すのはどうもしんどい。

そこで、コマンドで一発でメタデータを削除したいと思い色々調べて使用したのがjheadコマンドだ。

www.sentex.ca

 

jheadコマンドはCLI環境で利用できるJPEG操作用のツールだ。

一応上記のページを見ると、Windows用にexeファイルもあるし、Macでも利用できるようだ。

僕の場合Window10はWSL(Ubuntu)を使えるようにしてあるので、そちらに導入して利用した。

※PowerShellのコマンドを探して覚えたり、exeファイルをダウンロード、解凍とかより僕にとってはお手軽だったので。

 

以下に導入から利用までの手順を記載しておく。

exifを削除したい写真はデスクトップ上のworkフォルダにあると想定した。

 

# jheadをインストール 
sudo apt-get install jhead

# 一応jheadがインストールされたことを確認(パスが表示される)
which jhead

# Windwos10のexifを削除したい写真のあるフォルダに移動する
# ※WSLでは/mntにWindowsのドライブがマウントされている。
cd /mnt/c/Users/<username>/Desktop/work

# フォルダ移動ができたことを確認
pwd 

# 現状のexif情報を確認 
jhead <image>

# exifを写真から削除する 
jhead -purejpg <image>

#exif情報が削除されたことを確認
jhead <image>

※実際のexif情報やコマンド出力結果は個人情報を含むため載せていません