DUNE観た!これは観るなら映画館で観るタイプの映画ですね。映像と音がすごい!しかし作品としてどうなのかは映画がパート1ということと、原作まだ読んでいないこともあり難しいかな。僕は好きだよ。 pic.twitter.com/aj9Y1xHJmc
— youzine (@youzine_geecul) 2021年10月23日
実際に映画館で観てから少し時間が経ってしまっているが、
「DUNE 砂の惑星」を観たので忘れないうちに感想とかを書いておこうと思う。
僕が「DUNE」の存在を知ったのは、この映画の公開が初めてではない。
僕の初めてのDUNE体験は「ホドロフスキーのDUNE」だ。
これは「DUNE」そのものではなく、監督であるホドロフスキーが「DUNE」という映画を作ろうとして作れなかったことに対するインタビューでありドキュメンタリー映画である。
ホドロフスキーはおろかDUNEについても知らず観たにも関わらず、映画作りに対する情熱によるものか、ホドロフスキーその人のカリスマ性によるものかは分からないが僕は感動しお気に入りの映画の一つとなった。
「ホドロフスキーのDUNE」を観た時の感想は以前に以下の記事に書いているので興味があれば読んでくれると嬉しい。
映画のあらすじとしては、”遠い未来。人類が宇宙に進出し色々な惑星に住むようになった時代。貴重な資源「メランジ」を採取することができる唯一の惑星アラキス(通称デューン)をめぐって起きたハルコンネン家とアトレイデス家の争いにアトレイデス家の長男ポールが巻き込まれることになる。この争いをポールの視点で描いている。”
といったところか。いや、というかこれはもう映画のネタバレと言ってもいいかもしれない。
ここまで読んでいきなりネタバレかもとか言われたあなたは怒ったかもしれない。
「これから映画館で観る予定だったのにネタバレしやがって」と。
しかし心配はいらない。
今公開中の映画「DUNE 砂の惑星」ではあらすじ以上のことが語られていないのである。
なんなら映画公式サイトや日本版予告編のほうがネタバレ感がある。
なぜか、それは今公開中の「DUNE 砂の惑星」はパート1だからである!
どこにもそんな情報は書いてないですよね、僕も知りませんでした。
映画館のスクリーンに表示された「DUNE」の文字の下に「パート1」と表示されるまでは!
まあ、パート1なのではないかという予測はしていました。
原作の本も買ったのですが、文庫本3冊にもなるので2時間30分ではどう考えても終わらないだろうと。
なんなら原作のほうは「砂の惑星」の後にも「砂漠の救世主」等物語が続くのである!
(詳しくは原作者のWikipediaを参照されたし)
ということで現在公開中の映画については「DUNE」がどういう物語/世界かをまずは示すという内容になっているんですね。
これまでも「DUNE」は映画化の試みがされてきているのですが、
前述の「ホドロフスキーのDUNE」の通り、ホドロフスキーはまず撮影まで至っていないし、デビッドリンチ版は酷評のようで...。
原作や過去作と比べられるだろうし、監督も原作のファンのようなので丁寧に描きたかったのだと思います。
ということで映画の内容についてはまだ続編があること、原作を読んでいないことから面白い、面白くないの判断はできないなと考えています。
ただ、映像とか音楽、世界観の作りこみとかはすごいいいです。好きです。
画面にいっぱいに広がる砂漠の美しさ、映画館に響くオーニソプターの羽音。
映画館で観たことが正解だったなと思わせてくれます。
僕としてはDUNEパート2の製作も決まったので、映画館公開中に「DUNE」の世界を楽しむのがいいのではないかと思っています。SF好きにはおススメです。
※DUNEを全然知らない人はあらかじめ世界観の予習はしていったほうが飲み込みが早いと思います。
思わず映画のアートブックも買ってしまいました。
中身は制作過程についてやコンセプトアート、世界観について記載されています。
SF系のコンセプトアートとかみるの好きなので買って正解でした。
映画ではなくこのアートブック専用のサウンドトラックが制作されており、YoutubeやSpotifyで公開されているのでそれを聞きながらアートブックを楽しむことができます。
力が入ってますね。
※限定3000部で増刷されないらしいので、少し値段お高めに感じますが興味がある方は在庫があるうちに買っておいたほうがいいと思います。
僕はパート2の公開を楽しみに手元の原作小説を読むことにしたいと思います!
一緒に「DUNE」の世界を楽しみましょう!