Geecul

Geekに踊ってカルチャーと寝る

遊ぶことは心身の豊かさを作ること

 

最近はコスパ・タイパ、生産性を高めようというようなことがよく聞かれる。

仕事も忙しいのに、余暇でもそんなんでどうする!と思う。

 

とはいえ、私自身も仕事で忙しいだけでなく、プライベートでも資格の勉強したり、仕事につながりそうな技術の勉強を優先してしまうことが最近は多かった。

ただ、このGW休みには仕事やIT関連とは少し離れて本を読んだり、映画を観たり、出かけたりしてみた。

すると、最近鬱屈気味だった気持ちが軽くなった。

このことから、仕事で疲れたからと言って休むだけでもだめで、遊ぶことが大事なのだと実感した。

何故休むことだけがだめかというと、休むというのはマイナスをゼロにすることだ。

ゼロをプラスにするためには、自分自身が楽しいと思うこと、生産性やコスパ・タイパを意識しないこと、つまり遊びで活力を養う必要がある。

遊びと言ってしまえば無駄でタイパも悪く、生産性も高い活動とは思われるかもしれない。

しかし、人生は短いし長い。

遊ぶことはまずその瞬間楽しいだろうし、その瞬間のタイパや生産性なんてものはなくても、未来につながるアイデアや行動になるかもしれない。

少なくともよい思い出を作れる可能性は高い。

そうであれば人生においてその瞬間にも、未来においても楽しめることになるので、遊ぶことは人生においてコスパ・タイパが高い行為になる。

タイパやコスパ、生産性を高めるということが必要な場面というのが仕事の時間以外にもあるかもしれない。

しかし、できればそのような状況に陥ることは避け、自分が楽しいと思えること、遊びの中に身を投じることが大事なのではないだろうか。

そのことが心身の豊かさを作るのではないか、またいい仕事にもつながるのではないかと思う。