X(旧Twitter)で、面白いと話題になっていたので、Amazonプライムの対象になっていたので観たのだが、ちゃんと面白い。
「コンスタンティン」や「レギオン」みたいな映画を面白いと思える人は、好きになれる映画だ。
実話に基づくときて、このタイトルだと何だかおどろおどろしい感じというか、陰鬱な雰囲気の映画だろうかともイメージするが、そんなことはない。
主人公であるアモルト神父が終始、現実的かつ陽気なキャラクターだからだ。
ちなみに悪魔は冗談が嫌いらしい。
話の流れとしては、スペインのかつて教会だった場所を相続した母、娘、息子の3人家族は建物を修理して売却しようと考えてやってきたのだが、そこで息子が悪魔に取り付かれてしまう。
そのためヴァチカンからエクソシストであるアモルト神父がやってきて悪魔と闘うというもの。
「世の中には我々の知っている世界とは違う世界が存在する」みたいな真剣な感じにならず、話のテンポも良く、ちゃんと悪魔と闘うという点が良かった。
宗教的知識を背景としたバトルものを見たいという場合(どんな場合だよという感じではあるが)にはいい映画だと思う。