Netflixで公開されている機能不全のスーパーヒーロー家族を描いたドラマ、「アンブレラ・アカデミー」のシーズン4を観た。
このシーズン4が最終シリーズだったのだが、これまでが面白かった作品だけに終わり方に納得できていない。
アンブレラ・アカデミーはなかったことになりましたという結末は正直どうなのだろうか、夢オチとそう変わらないではないか。
勝手ながらハッピーエンドを期待していたこともあり、イマイチ納得できていない。
コミックが原作のようだが、コミックも同様の終わり方なのだろうか。
本シーズンで登場したジェニファーについても、キーパーソンかつ出生の秘密がありそうなのにそこも描ききれていないように思う。
そして同じ時間の異なる時間軸を移動できる地下鉄の存在。
あれは何故存在して誰がどのように運営しているのだろうか。
同じ時間の違う時間軸(並行世界)に移動できるものと認識しているのだけれど、そうだとすると地下鉄で彷徨った5号とライラの7年分はどこへいったのだろうか。
ベンとジェニファーをくっつけてはならない!という話の展開ではあったが、浄化をもたらすという観点で言えば、ジェニファーとアンブレラアカデミーの誰かであればよかったんだよねとか。
Netflixとしてはシーズン5ぐらいまでやりたかったぽいので、人気がないから打ち切りといわけではなさそう。
そうであれば、もう少し丁寧に展開して描き切って終わってほしかった。