企画展のタイトル、キービジュアルが自分の嗜好にマッチして食指を誘うものだったので行ってきた。
展示内容的には、映像作品がメインなので、全ての作品を最初から最後まで見ようと思うと3時間ぐらい滞在しないと見切れないのではないかというボリューム。
個人的にはどの映像も瞑想的というか哲学的というか、思わずずっと見てしまうようなものだった。特に興味深かったのはルーヤンの「独生独死」で、仏教の世界観を現代的な表現で伝えたいという試みだそう。
CGでモデリングされた作者が、仏教的世界観の中でコンテンポラリーダンスを舞うという不思議な世界観で、結構長い時間をこの作品の前で過ごしてしまった。
映像自体は中国語と英語の字幕つきでVimeoでも見ることができる。会場では日本語字幕で展示されていることと、雰囲気と音もあり迫力あるので会場で見るのがオススメ。
展示が面白かったので、図録も買った。
アーティストに対するインタビューやエッセイなんかの記載もあるので読み物としても面白い。
ネットでも買えるけど、会場では会場限定版装丁のものが買えるので会場に行ける人は限定版装丁買うほうが記念になるのでよいと思う。