昨今はAIが流行っているので、というかもやは定着しはじめていますね。
御多分に漏れず、私自身もgemini、copilot、codexなどのAIエージェントを自分のPCに入れて試してみたりしています。
ただ、自分の中で一軍扱いのPCにはこれらのエージェントは入れていません。
何故ならAIエージェントを入れたら自分のPCであるという感覚が薄まってしまうから。
AIエージェントを入れて、コマンドのように使用したとしても、実際にはローカルで動作するコマンドではなくてインターネットに接続していないと何もできない。
しかもこのAIエージェントを使用するにはGoogle、Microsoft、OpenAIなどと契約する必要があって、AIエージェントに諸々のコンテキストを依存した暁にはそれらを使用しないと何もできません、なんてことになりかねない。
そんな状況は私がPCに望んでいることではないのです。
(Linuxを普段使いしているならまだしも、Windowsを使っておいて何を言っているんだ、という指摘はあると思うが。)
私にとってPCとは、自分の部屋みたいなものでどこに何が置いてあるのかが分かって、壁に自分好みのアートを飾ってみたり、誰にも見せたくないものをしまってみたり(点数の低い採点済みテストのような)、逆にカッコいい部屋だろ!と見せびらかしたりしたくなるようなものなのだ。
そのような例えの中だとAIエージェントは、あまり親しくない友達を家に招き入れている感じかもしれない。
まあ、ローカルLLMを使えばいいじゃないかという考えもあるが、性能面ではやはり先述したものに比べると劣るとのことなので一旦保留にしておこう。
何ならここまでAIエージェントを入れたらそういう感覚になるよね、ということを述べてきたのだが最近のWindows(といっても言うほど最近ではないが)にも同じような感覚を抱く。
既定の設定だとあちこちに広告が表示されるし、勝手に行われるWindowsアップデート、OneDriveへの執拗な同期設定などがあるからだ。
自由と所有感を求めてLinuxに切り替えたいものの、ハードやソフトが対応していなかったりして乗り換えるのが大変だ。
Framework Laptopみたいな端末があれば一番いいのだが...。
ここまでPCの話ばかりしてきたが、あらゆるものが所有から契約に移行している世の中だななんて思ったりする。
本、音楽、映像、以前は全部物理媒体にパッケージされて購入すれば「自分のもの」と言えた。
今はどれもライセンス、契約でそれらが切れてしまえば、はい、おしまい。
何も残らない。
便利さと引き換えた結果とは言え、何だか寂しいなと思う。
