あらすじ
AIと人間が共存する世界で、ある日AIがアメリカに核攻撃を行う。
それに報復する形で、アメリカを筆頭として欧米はAIを殲滅するために巨大兵器ノマドを建造し、AIに対して攻撃を行っていた。
それに対してニューアジアではAIと人類は共存していた。
ニューアジアでAIの生みの親クリエイターが、人類を滅ぼす新兵器を作り出したという情報を手にしたアメリカは、かつてニューアジアでクリエイターを探すために潜入捜査を行っていた主人公ジョシュアを含む特殊部隊をニューアジアのAIの基地に送り込むが、そこにいたのは少女の姿をしたAIだった。
感想
SFの世界観、コンセプトアートとかが好きな人にはオススメ!
AIが宗教信仰している描写があったりとか、巨大兵器ノマドとか、画面に写っているものは基本いい!
ただ、ストーリーは何となくどこかで見たような予想を裏切らないような展開。
ツッコミはじめると設定の詰めが甘いなと感じるような部分があること、時折出てくる謎の日本語、いまいち感情移入しにくい主人公と、なかなか物語に入っていくという感じにはなれなかった。
画の感じから、ベトナム戦争とかを想起してアメリカ批判、もしくは人類の愚かさへの批判というメッセージが込められているのかなと思った。
昨今の状況を考えると、イスラエルとガザで起きていることも想起しうるかも。
ただ、そういう現実世界に対するメッセージとかは僕はそんなに考えておらず、世界観が良い!だけを養分として吸収しました。
その他
英語版だけど、アートブックが出てるみたい。
欲しいのは欲しいけど、日本語版出るかもとか思ってなかなか買えない。