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『デューン 砂漠の救世主』読んだ。新訳版ありがとう。

前作の「砂の惑星」を読んで、早く新訳版の続編出してくれ!なんて記事を書いていました。

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そんな願いが叶い、続編の『砂漠の救世主』の新訳版が出版されていました。

ハヤカワ文庫さん、ありがとう!

ということで手に入れて早速読みました。

 

前書きとかにも書いてあったが、前作の「砂の惑星」はデューンこと、惑星アラキスを中心に場所や展開がどんどん変わる面白さがあったが、本作は主人公ポールの内面や政治周りの話が多く、前作とは少し雰囲気が異なる。

しかし、それはそれで面白い。

 

破滅的な未来を避けるため?よりベターな未来を選択し踏み外さないようにしなければならない主人公ポールの息苦しさが伝わる。

 

ありうる未来が見えるということは、未来を過去として生きるということ、自由意志なく結末の決まった物語の役者を演じるしかないという気持ちはどのようなものなのだろうか。