国立科学博物館で開催されている「大哺乳類展3」に行ってきた。
この企画展示、「3」とついていることからも分かるように、過去に2回実施しているようで、今回はその第三弾となる。
哺乳類の分類について、豊富な標本を観察しながら知ることができる。
本展示の内容によると、これまでは生物の分類と言うのは形態を観察することで行われてきたが、技術の発展によりDNAの解析を用いた分類になっているという。
その結果、牛と鯨は仲間と言うことで鯨偶蹄目という分類で仲間扱いになったということや、見た目は似ているが全然違う種の生物がいることなど興味深い展示となっていた。
分類の大変さ、分類と言う分野も進歩していることなどを感じられ、どれも興味深かったものの、個人的にはミナミゾウアザラシの標本の大きさに驚いた。
月並みな感想だが、本当にゾウみたいに大きいと感じた。
このような発見、気づきは単に知識としてではなく実際に足を運んで体験しないと感じられないなと思う。