文庫本でちょくちょく見る気がするのだけれど、これまでは本用にイラストやデザインされたブックカバーであったものが、映画化が決まると映画の場面をブックカバーにするということがある。
最近の具体例を挙げると「DUNE」なんかがそうだ。
※以下参照
■映画版になる前のブックカバー
■映画版になったブックカバー
映画の紹介であれば下の画像でよいかもしれないが、ブックカバーであると考えると上のほうが(僕は)断然いいと思っている。
個人的には本は本としての魅力があると考えているし、それ単体で作品としては完結している。
それに映画の内容が必ずしも原作に忠実であるという保証はない。
「小説は小説家のものだし、映画は監督のもの」だと思っているので、本のブックカバーも本専用のもののままであってほしい。
いや、でも映画版の表紙にしたほうが売れ行きはいいんだろうな...
■2021/10/10追記
DUNEについては幅広帯でカバーの変更ではないようです。
失礼しました。