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ブックカバーを映画仕様にしないでほしい

文庫本でちょくちょく見る気がするのだけれど、これまでは本用にイラストやデザインされたブックカバーであったものが、映画化が決まると映画の場面をブックカバーにするということがある。

 

 

最近の具体例を挙げると「DUNE」なんかがそうだ。

※以下参照

 

■映画版になる前のブックカバー

[フランク ハーバート, 酒井 昭伸]のデューン 砂の惑星〔新訳版〕 上 デューン・シリーズ (ハヤカワ文庫SF)

 

■映画版になったブックカバー

 

映画の紹介であれば下の画像でよいかもしれないが、ブックカバーであると考えると上のほうが(僕は)断然いいと思っている。

個人的には本は本としての魅力があると考えているし、それ単体で作品としては完結している。

それに映画の内容が必ずしも原作に忠実であるという保証はない。

 

「小説は小説家のものだし、映画は監督のもの」だと思っているので、本のブックカバーも本専用のもののままであってほしい。

youtu.be

 

 

 

いや、でも映画版の表紙にしたほうが売れ行きはいいんだろうな...

 

 

 

 

 

 

 

 

■2021/10/10追記

DUNEについては幅広帯でカバーの変更ではないようです。

失礼しました。

www.hayakawabooks.com