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「#SEチャレンジ」を振り返る(製品マニュアルを毎日読んでみて)

製品マニュアルを毎日読んでみた

この前まで、毎日1ページでも製品マニュアルを読むという決まりを自分に課していました。

で、これを勝手に「SEチャレンジ」と呼んで、マニュアル読んだ際はハッシュタグ付きでtweetするようにしていました。

このSEチャレンジ(毎日製品マニュアルを読んだこと)について雑記したいと思います。

はじめたきっかけは『SEを極める』という本を読んでからでした。

SEを極める50の鉄則 新装版

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www.geecul.com

本の中で著者は新人に製品マニュアルを毎日読むように指導していたという記載がありました。

システムに強くなる基本を身に着けることにつながるのだそう。

その頃の僕は今の製品を扱いはじめてやっと半年たったぐらいで、

今よりも製品についての知識とか考え方が身についていなくて焦っているというか、単純に困ってました。

そのタイミングでこの本を読んだこともあり、製品マニュアルを分からないなりにとりあえず読んでみることにしました。

製品に関する理解や知識も深まるだろうしそれ以外にも何か得られるかもしれないと思ったからです。

どうだったか

毎日製品マニュアルを読んだ前と後で技術力や知識が身に付いたかというとそんなことはありませんでした。

当初の狙い通りにはいきませんでしたというのが結論です。

じゃあ何を得たかというと製品マニュアル一冊をとりあえず読み切る忍耐力とか、読み切った達成感ですかね。

製品マニュアルを読むことで得たいものではないですよね、これ。

※製品マニュアルは複数ありその中の一冊を読みました。

何がよくなかったか

頭からお尻まで読み進めたんですが、大抵の記述が自分が現場で必要としている知識や機能じゃなかったんですよね。

そのため現状読んだ内容をほとんど覚えていません。

勉強している感はあったものの、実感としては時間がもったいなかったかなとも思います。

少なくとも自分の場合は仕事帰りに眠くなりながら読んでも頭には入らないし、

使わない機能を覚えるのに興味を維持するのは難しかったです。

どうするべき?

やはり、当たり前なんですけど必要になった知識や技術を必要なタイミングで学習することがいいと思いました。

そもそもベースの知識もしっかりしてなかったので、使わない知識を得ても新たな知見としては取り入れられないんですよね。

なのでまずは現場で使う技術や知識のために必要な部分マニュアルを読み、

基礎ができてきたらよりよい解決策や機能を探して読むようにするというのがいいだろうなと思いました。

終わりに

何事もやらないで語りえることと、やってみて語りえることは違う気がします。

上記に書いたことってSEチャレンジしようがしまいが言えちゃうことなんですけど、

自分の中での確実性というか自分自身の言葉に対する信頼感が違うんですよね。

ちなみに1日1ページ製品マニュアルを読むという行為を否定する気はないです。

人それぞれなので毎日読むというやり方があっている、好む人もいるかと思います。

製品マニュアルを読んだことがない、読む習慣がない新人SEさん1日1ページやってみてもいいかもしれません。

リンク

SEを極める50の鉄則 新装版

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