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中国発SF小説『三体』を読んだ

三体

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だいぶ前から話題になっていた中国発SF小説『三体』だが、ようやく読むことができた。

「読むことができた」と言っても、3部作のうちのはじめの1部のみではあるが。

 

2019年が初版の本書をこのタイミングで読むことにしたのは、精神的・肉体的忙しさが少し落ち着いてきたからということもあるが、これ以上本書を無視することはできないと思ったからだ。

 

どういうことかと言うと、最近SF小説を読もうとすると、本の帯やブックレビューには「三体」と比較するような文言を見かけることが多くなった。

そのような状況のため、「三体」がどのようなものかほかのSF小説を読む前に読む必要があると思ったのだ。

 

感想

まず本書を読んでおらず、かつこれから読もうと思っているのであれば、特に前情報なしで読んでほしい。

あらすじを事前に読んでも面白いが、この先どうなのだろうという気持ちも一緒に楽しんでほしいなと思う。

 

中国発のSF小説を読むのは本書が初めてなのだが、本書の冒頭で語られる舞台が文化大革命中の中国であることや、登場人物名が中国人の名前である点などは非常に新鮮だった。

ja.wikipedia.org

 

個人的なお気に入りは、始皇帝が己の軍隊で陣形を使ってコンピュータを作る部分だ。

どうしたらそんなアイデアが出てくるのか、という驚きとその絵を頭に浮かべた時の面白さが同居している感じがよい。

未読の人にはなんのことか分からないと思うが、そこは読んで確認してもらいたい。

 

『三体』を読み終わった勢いで、『三体 黒暗森林』の上下巻を購入したので話がこれからどう進展していくか楽しみだ。