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思考を言語化する(書き出す)ということ

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Free-PhotosによるPixabayからの画像

自分で作業スケジュールとかタスクの洗い出しをしていて思ったのは、

言語化は大事だよなということ。

あたり前のことではあると思うのですが、改めて僕なりに何故大事だと思うのかを整理してみたいと思います。

ここでの言語化とは思考を文書等で読むことができる状態で書き出す行為を想定しています。

僕が考える言語化が大事だよなと思う点は以下です。

  • 頭の中ではぼやっとしていたものに形を与えることができる(思考を認識可能にする)
  • 自分の認識を客観視できる(言葉遣いも)
  • 考えを人と共有することができる

頭の中ではぼやっとしていたものに形を与えることができる(思考を認識可能にする)

頭の中で考えているだけだと、同じことをぐるぐる考えたり、

考えが飛躍していったりすることがあります。

しかし考えていることを言語化して書き出すことで、

漠然としてまとまらなかった考えが対象として認識できるようになり、

考えていることが明確になり、思考をさらに先へと進めることができます。

文書の持つ構造(主語や述語の関係性)が思考の関係性を明確にするからだと思います。

自分の認識を客観視できる(言葉遣いも)

自分が言語化できることは、自分が知っていること考えていることだけです。

それは言語化された対象の内容だけでなく表現もそうです。

言語化してみることで自分がどういう認識をしているのかということを客観視することができます。

内容であれば、WBSを書き上げる際に自分が認識しているタスクだけが言語化されて書き出されるでしょう。

表現の例で言えば、ある女性を表現する際に「女」「女性」「女子」「彼女」「友達」など、

どんな表現を使うかでその女性に対してどのような認識をしているのかということが客観視できます。

考えを人と共有することができる

言語化して見える状態になると、人と共有することができます。

そうするとお互いに思考という目に見えない物事について議論することができるようになります。

現代ではインターネットのおかげで時間や場所の制約を受けずにそれが可能です。

 

 

上記が言語化が大事だよなと僕が思う主な点です。

最近、「メールじゃなくて電話をかけてくるのは自分で考えたくないから」

みたいな内容がtwitterあたりでバズっていたと思うのですが、

それはつまりメールだと文書に落とし込むという段階で否が応でも言語化の必要があるのに対し、

電話(口頭)だと漠然としまとまりをもたない状態の思考や情報を相手に投げることができます。

言語化の労力を自分ではなく相手に支払わせるということに疑問があってのtweerだったのではないかなと思います。

 

今回の記事を書いて僕の言語化能力はまだまだだなと思いました。

これからもブログを書いて言語化能力を伸ばしていきたいと思います。

良い記事だと思うので紹介

naotowatari.com